雪景色の作成 [Vue製作過程]
私が現在、何とか継続を保っているギャラリーで、雪景色の質感が上手く出来ないというコメントが、私の絵に書き込まれたので、今回は雪の質感というか、雪景色について……。
といっても、私が雪景色を描いたのは、正月の年賀状用に急ごしらえで描いたもので、とても解説を加えられるような出来ではないのですが、まあ、ご要望があったので……。
これは年賀状用ということで、印刷のことを考えて雪が青味がかってます。
それをもう少し、雪らしい質感にしていくという流れで、書いていこうかと思います。
これが、その問題の雪景色です。
Vueのソフトの操作の画面上は、こんな感じ。
地形3つで構成されてますが、メインは二つの地形です。
忙しい中で作ったので、なくても構わないものだったかもしれません。
(ウルトラのレンダリングをしてみなきゃ分からないので……)
これの地形の作り方。
これを、どうやって作ったのか覚えてないので、再度、別に地形エディタで作ってみました。
まず、地形を作り、上の画面のような、地形エディタを呼び出します。
そして、既存にできた山が気に入らなければ山岳などをクリックして、作り直します。
次になだらかにする為に、その下のあたりにある侵食地形をクリックします。
そして、次にエディタの右側にある指示ツール(ペイント、侵食、効果)の侵食を選び、岩石の固さを柔らかいに指定して、溶解、または河川を何度かクリックして、山になだらかなスジを作ります。
これで山の出来上がり。(急ごしらえの山ですが……)
雪はどこにおいても、均等には積もらず、特に山には起伏が沢山あります。
色々と効果を試してみてください。
手前の枯れかけたような色の草は、エコシステムではなく、手作業で配置しています。
近景に来るものは目立つし、なおかつ、この場合のように草が少ない場合は手作業の方が適しています。
自分が納得できる配置になるまで、何度もトライ&エラーを繰り返すことをおすすめします。
一番手前ですし、これには時間が、それなりにかかってます。
後ろの木も手作業です。
でも、これは殆ど適当に配置したもので、なんとも言えません。
一番奥にある枯れ木は、エコシステムを使っています。
こういう群生している木で、遠景、または中景にあたるものは、エコシステムの方が楽です。
エコシステムの環境タブの、高度の制限の高度範囲、不明瞭さ(上部)、不明瞭さ(下部)、それから傾斜の範囲などをいじって設定しています。
これらを使うと、地形の頂上あたりに、エコシステムで木を生やす設定をすることができます。
環境タブを扱うことで、低い位置だけにも適用できます。
これもトライ&エラーを繰り返して良い位置に来るまで続けます。
色々変更して、自分の目で効果を確かめてみてください。
それでは、次は、雪の質感です~。
この雪の質感の色には、大気の環境も影響していますので、雪の質感だけを説明するだけでは再現できません。
それには、大気のことも書かなければならないし、雪の質感もプリセットを少々変更して使ってますので、長くなりますから次に回します。
といっても、私が雪景色を描いたのは、正月の年賀状用に急ごしらえで描いたもので、とても解説を加えられるような出来ではないのですが、まあ、ご要望があったので……。
これは年賀状用ということで、印刷のことを考えて雪が青味がかってます。
それをもう少し、雪らしい質感にしていくという流れで、書いていこうかと思います。
これが、その問題の雪景色です。
Vueのソフトの操作の画面上は、こんな感じ。
地形3つで構成されてますが、メインは二つの地形です。
忙しい中で作ったので、なくても構わないものだったかもしれません。
(ウルトラのレンダリングをしてみなきゃ分からないので……)
これの地形の作り方。
これを、どうやって作ったのか覚えてないので、再度、別に地形エディタで作ってみました。
まず、地形を作り、上の画面のような、地形エディタを呼び出します。
そして、既存にできた山が気に入らなければ山岳などをクリックして、作り直します。
次になだらかにする為に、その下のあたりにある侵食地形をクリックします。
そして、次にエディタの右側にある指示ツール(ペイント、侵食、効果)の侵食を選び、岩石の固さを柔らかいに指定して、溶解、または河川を何度かクリックして、山になだらかなスジを作ります。
これで山の出来上がり。(急ごしらえの山ですが……)
雪はどこにおいても、均等には積もらず、特に山には起伏が沢山あります。
色々と効果を試してみてください。
手前の枯れかけたような色の草は、エコシステムではなく、手作業で配置しています。
近景に来るものは目立つし、なおかつ、この場合のように草が少ない場合は手作業の方が適しています。
自分が納得できる配置になるまで、何度もトライ&エラーを繰り返すことをおすすめします。
一番手前ですし、これには時間が、それなりにかかってます。
後ろの木も手作業です。
でも、これは殆ど適当に配置したもので、なんとも言えません。
一番奥にある枯れ木は、エコシステムを使っています。
こういう群生している木で、遠景、または中景にあたるものは、エコシステムの方が楽です。
エコシステムの環境タブの、高度の制限の高度範囲、不明瞭さ(上部)、不明瞭さ(下部)、それから傾斜の範囲などをいじって設定しています。
これらを使うと、地形の頂上あたりに、エコシステムで木を生やす設定をすることができます。
環境タブを扱うことで、低い位置だけにも適用できます。
これもトライ&エラーを繰り返して良い位置に来るまで続けます。
色々変更して、自分の目で効果を確かめてみてください。
それでは、次は、雪の質感です~。
この雪の質感の色には、大気の環境も影響していますので、雪の質感だけを説明するだけでは再現できません。
それには、大気のことも書かなければならないし、雪の質感もプリセットを少々変更して使ってますので、長くなりますから次に回します。
2009-01-21 01:12
コメント(4)
うわぁ〜、類さん私ごとき者にありがとうございます。 永久保存版です。
こんなマニュアルが欲しかったんです。私のレベルで完全に理解とまでは、行きませんが目からウロコの部分が多々ありました。いまから、熟読いたします。
制作過程を見せていただけるなんて、本当にありがとうございます。
毎日がお忙しそうですのに、誠にありがとうございます。
なんとお礼言っていいやらです。
by 4の3 (2009-01-21 12:30)
4の3さんへ
あ、どうも、こんにちは~。
コメントありがとうございます。
Vueの制作過程は、Vueを扱う人しか分からないので、一応カテゴリーにあげてあったものの、あまり更新してませんでした。
というより、こういうの作るのって画面キャプチャとったり、作業としては、地味なんですよね。
こういうTipsをずっとやってらっしゃるような方は尊敬します。
それに自分が間違えた解釈している場合もあったり、制作過程は、アップするのが怖い場でもあります。
眼からウロコの部分がありました? どこなんだろう?
何か得てもらえたのならよかったですけど……。
これから雪の質感と大気について述べていこうかと思います。
忙しかったので、雪はプリセットをそのまま使ってるだろーと思ったら、何か変更して使っているようです。
全然、おぼてないので、関数を使ったかどうかすらも不明。
本当に自分が作ったんだよね? と脳に語りかけたいとこです。
まだ続くのでおたのしみに~。
by 島川 類 (2009-01-22 14:13)
ルイさん、生きてて良かった。
そろそろ、疲れ果てて、倒れて寝込んでるんじゃないかと心配してました。
無理をせず、時には無理をして・・・
関数の解説、楽しみに待っていますよ。
by furu (2009-01-23 02:26)
furuさんへ
はーい、生きてますよー。まだ!
疲れ果てて寝込めれば楽なんですが、今は面倒を見る時間が倍になっているので疲れてます。
娘はマイペース、っていうか、ホントにもう。
まあ熱が下がったので、幼稚園に行ってくれるようになって少し楽になりました。
どうかもう、風邪ひくなよ~。
ところでこっちは大雪ですよ!
いやfuruさんにしたら珍しくないかもしれないけど、娘は大喜びでした。
あ、調べたら関数は使ってなかったようです。
でも、自分でカスタマイズした覚えがあるんですけどねえ。
ほら、草のところとかは雪の積もり方が少ないだろうな、と思って草を生やす前に関数で地形の端の方を少し地面の茶色が見えるように設定したと思ったんですけど~。
かなり、ぼんやりしながら作ったので、せっかく作った関数を保存してなかったのかもしれませんね~。
確かにつくって、うん、いい感じ、と満足した覚えがあるんですけど~。
新しく続編の記事も出したので、それでも見てってくださいな。
by 島川 類 (2009-01-24 21:15)