Coming of spring [CG Gallery (Vue)]
(画像クリックで元サイズの画像が出ます)
使用ソフト:Vue6 Infinite
大気モデルは、スペクトラル大気を使用。
照明モデルは、環境閉塞を使用。
レンダリングはウルトラを使用。
以前、アーティストサイドでのコンテスト用に描いたものです。
ぎりぎりで描いたので、提出したものは、レンダリング時間短縮のため、負荷が一つ低いボリュメトリック大気でやりました。
これは、その改良版というか、スペクトラル大気で作ったもの。
ボリュメトリック大気とスペクトラル、どっちに軍配があがるか? を試したものだったので、それの詳細は別記事にて後日アップする予定です。
コンテストのお題は水だったので、ずっと以前から私のブログを見ておられる方は、気付くかもしれませんが、メッセージボトルの題名で描いていた構図と似ています。
ですが、これは最初から地形を作りなおしたものなのです。ですが、似せるように作ったので、以前の流用にも見えるかもしれませんねー。
水辺の石ころは当時、苦労してエコペイントで作ったので、そのままの状態で残しましたし。
(使えるものはそのままで残しています)
時間がせまっていたので、以前に決まっていた構図を採用した感じでした。
しかし、鮮やかな色の花、水の透明感、水の底の石など、良い季節の爽やかさを全面に押し出した感じにしているので、雰囲気は随分と違っているものになっていると思います。
私はよく小動物などを設置するのですが、これには時間が結構かかります。蟹や鳥の位置など。
広さを出す為に、画面の奥に大きい山並みを作りました。
今まで山って私の絵には出てきてないので、楽しんで作りました。花と水の色でアルプスの少女ハイジとかを思い出したせいか、雪山になりました。
普通の山も作ってみたけど、どうにも絵にならなくて。山は作ったことなかったからなあ。
花の群生は結構、時間がかかってます。
はじめは手作業で植えていこうっと、と思ったのですが、間に合わずにエコシステムで対応。
密度分布を使っています。
まんべんなく花の種類をばらまくのに苦労しましたが、エコシステムでわかっていなかった点や、なるほど! と理解できた点もありましたので、それだけの価値はあったと思います。(エコシステムでは基本的なことだろうと思うんですけど)
空は、こんな風に山にかかるような、今にも消えそうな雲を描いたのは初めてだったので、仕上がりや出来はともかく、楽しかったです。
そうかあ、こんな感じになるんだなあ、って。
山にかかる雲は、なんだか雰囲気が良くって、それだけでリアルっぽく見えるようで得した気分。
2009-05-09 12:24
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